なんにでもふれてみたい

こないだ彼氏と野田秀樹さんの舞台を観にいきました。
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「パイパー」
火星のお話です。
宮沢りえ&松たか子のダブル主演。

俺は中1のとき演劇部だったのと、中2で演劇部を辞めて舞台技術部というところに入ったこともあり、中学3年間の間は結構部の活動として舞台を観にいっていたのです。
でももちろん前衛的な舞台というよりは、宝塚とか、伝記ものとか、中学生が観ても入っていけるようなやつです。
でもそれ以来、つまりは中学卒業以来舞台というものを観ていなかったのです。
それがなぜ観にいこうかと思ったのかというと、やっぱりいまのこの無職の状態で何せ時間はあって、美術館とか映画館とか行くので、その延長で「パイパー」のことも知って、野田さんの舞台も観たことがなく、ただ彼氏は野田さんの東大のときの舞台とかも(映像で)観たこともあったりするぐらい演劇も好きらしく、じゃあ行こうってことで、当日券買って行きました。

お金のない俺(彼氏は別にお金ないわけじゃないけど)らは、立ち見3500円。
彼氏が払ってくれました。ありがとう。
でもあれで3500円だったら全然払うよっていうぐらい。
久々に、というかもう初めてに近いぐらい演劇というものに触れたような気がして、
やっぱり映画とも違うし、美術に近い。。。これも現代アートバブルのひとつなのかもしれないとすら思った。
何か美術の延長のような気がした。わからないわけじゃないけど、わかりづらい 笑
わかりづらいけど、言わんとしていることはわかるけど、それを人に「何がどうよかったか」を説明するのは結構、というか相当難しいかな。。。

でも、自分も中学3年間の記憶の中で探っても、演じるということはやっぱり難しかった。
それを考えれば、本当に舞台をやる役者さんて単純にすごいなって思います。
サトエリは何をやってもサトエリなんだと思ったけど、それでも十分だと思うというか、それがあの人のもはや商売道具(サトエリが「サトエリ」であること)なんだと思うと、松ケンとは違う意味で、役者として価値があるのだと思いました。
松ケンみたいに憑依型じゃなくて、そのままで役がサトエリに合わさってるわけだから。

語れるほど何かを書ける才能をもち合わせていないのも残念ながら事実ですが、
これがきっと自分の中の引き出しになるのだということにしておきます。
次に観にいきたいのはこれ。
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画像荒くなっちゃった。
ふかっちゃんの「春琴」
俺、これ原作読んだことあるし(谷崎ね)、話は知ってるから。
彼氏がふかっちゃんも演技うまいよって行ってたし、再演ものみたいだからよほど好評だったということでしょう。
券、とれるかな。

そういえば、パイパーのヘアメイクがオリーブ少女にはおなじみの宮森さんでした。
なんかそれがうれしかったな。

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アートでバブるってなんか恥ずかしい

仕事始めですよねー。仕事始めの日に仕事してない。
こんなこと初めてだなあ。
贅沢ととらえていいのか、お前何やってんだというべきか。

まあ、後者でしょうね。俺は仕事やってこそのひとなわけだったから。

昨日、本来今日から仕事なら絶対行かないようなところに行ってきました。
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行きづらいことこの上ないよな ここは。
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ここね。
このいきなりマンションずらっとな東京とえいば、もうお分かりですよね。
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正解!!東京都現代美術館(MOT)です。
俺が今日から仕事始めだったらわざわざ前日に木場(しかも駅から遠い)まで行かないよ 笑
でも今日も仕事に関しては「待ち」なんで。
観たい展示がそろそろ終わってしまいそうだったので、彼氏と一緒に行こうねなんて言ってたけど彼氏待ってたら展示終わっちゃいそうなんでもう行ってきました。
俺が観たかったのは「ネオ・トロピカリア」!!
寒い冬に観るにはもってこいな 笑
ブラジルの60年代以降の美術作品てんこもりな展覧会です!!
なんでも日本人ブラジル移住100周年を記念して開かれたものらしいけど、
まだ100年なんだね。。。もっと経ってるのかと思ったけど。
まあ日曜ってこともあるけどスゲエ混んでるわけよ。
わざわざ木場まで(木場ディスってごめん)仕事始めの前の日によくくるねって思っちゃった。(俺もそう思われてたりして)
結構外人さん多かったな。
でも展示作品半端なくて気づけばもうお外も暗いですなかんじで、
MOTはそもそも常設展もいいのやってるし、俺の大好きなNADIFFも入ってるから
もう1200円払えば(大人はね)いくらでもいられるよって。。。
図書館とかカフェレストランもあるし。。。ただ場所がね←しつこい

俺の中でのブラジルといえば、サッカー、キリスト教、美女みたいな誰でも思い浮かぶようなものしかなくて、けど、でもそのどれもあまり反映されてなくてびっくりした
特にキリスト教とかはうちの田中マルクス御大とか見てるとすごいじゃん
そういうの、アートの世界でも息づいてんのかなと思ったけどそうじゃないらしい

俺は広告育ちなので、やっぱり見てわかりやすいゲイジュツが好き
Cildo Meireles シウド・メイレレス
Lygya Pape リジア・パペ
Ruy Ohtake ルイ・オオタケ
Marepe マレッペ
Lina Bo Bardi リナ・ボ・バルジ
オリーブ少女が好きそうなのは
Rivane Neuenschwander リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー
Rogerio Degaki ホジェリオ・テガキ
でも広告の人が一番好きなのはやっぱり前述したシウド・メイレレスじゃないかな
広告+映像が好きな人はAna Maria Tavares アナ・マリア・タヴァレスだと思います

俺がこんなことを書くなんてやっぱ現代アートバブルなんだろうな
だって美大出身でもない俺がわざわざ木場まで(何回目?)行くわけだし。
のっかっちゃったよ 恥ずかしい 笑
美術自体がバブってなければいくら移住100年だからってここまで大々的にやんないでしょ
地球の真裏でさ
でもゲイジュツはやっぱ「お笑い」に似てると思ったよ。
だってつっこんでほしいんでしょ?ってかんじじゃん。これはどういうボケか。。。みたいな。
観る側に考えてほしいんでしょって意味では広告とはまた違うし、
鳥居みゆきのお笑いなんか、そうなるとやっぱ芸術だなあとか思っちゃう 笑
私が好きって前述したものなんかは、一瞬で伝わるから、広告的なものだと思うけど。
一瞬で伝わらないのがいわゆるもやもやっとした美術、インスタレーションとか含めて。
「イベント」じゃないから。「インスタレーション」だから。笑
どうしても仕事目線になっちゃって。でも楽しかったよ。
相変わらず帰りNADIFFでバカ買いしちゃったけど。
変なかばんとか 笑
一人暮らしするようになって手紙を書く機会が増えたので、
ハガキとか買いだめするんです。展覧会グッズとかはいいのあれば買うけど、
今回はマレッペのシール買ったぐらいかな。
いつも思うけど、クリアファイルってよくあるじゃん。展覧会グッズで。
映画とかでもそうだけど。
あれってみんなほしいの?ていうかどういう用途で使ってんの?

常設展で見た石川直樹さんの写真がすごかったな。
これが冒険家の撮る写真だとも思ったし
こういう写真を撮る人は俺みたいに「あ~ポテトチップスくいたい~」みたいなこと絶対言わないと思う。

生きるということ 存在するということ 死なないでいること

みたいな圧倒的な写真です
俺も写真集ほしいな
次お金が入ったら買おう

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常設展の他にいわゆる廊下(おしゃれにいえばパブリックスペース)で、
Louisa Bufardeci ルイーザ・ビュファルデチの展示をしていたよ。
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このフラッグみたいなやつがそう。
これって実はひとつの国を表していて、この月とか棒みたいなやつが、その国の喫煙率とか、失業率とかを示しているのです。
これってすごい興味深い手法だなと思って。
何かに取り入れたいなってまた仕事発想 笑
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ちょっと見えづらいかもしれないんですが。。。
オーストラリアの作家さんみたいです。
俺もこういう発想ができるようになりたいなあ。。。
ちなみにMOTは1/12以降3月いっぱいまでもうずーっと休館です!!
なんで?収蔵作品のメンテでもすんのかな。
だから行くとしたら今週しかないわけよ。
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この外壁をあの集合住宅の人はベランダから見えるってことだよね。。。
いいなあ。。。
それだけは木場うらやましい(何回目のディスis)
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この外壁のぴかぴか光ってる部分に靴を映して撮ってみたりして。
足太く見えるなー。ああ、これミハラ(自慢)。

現代アートバブルとはよくいったもので

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みんなそのアートを観るとか買うとか、そういうのに費やすお金はあるってことなの?
もちろん俺が今回いろんなことを感じたように、アートから感じることとかあると思うけど、それって中田”旅人”ヒデがやってるテイクアクションっていうのとまったく一緒なわけでしょ。
それに行ったりやったり参加したり金を落とすことがおしゃれでかつ「いいことしてる」みたいなのって、なんか恥ずかしくないですか?
だったら日本の自給率あげるための方法をみんなでもっと考えるイベント作るとかさ、
俺は銀座の屋上ではちみつ作るってほうがよっぽどいいハッピーキャッシュだと思うよ(なんだそのことば 笑)

だから、もちろん美術やりたい人はやればいい
だけどそのまわりの環境がやっぱりなんか俺だっておかしいと思う
そんなことを元広告屋さんは考えながら家路につきました。

終わり!!(屋上の少女風

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